2016年11月25日の記事一覧

エリス・レジーナの伝記映画公開=ブラジル音楽史上最高の歌姫

 ブラジルが生んだ「ボサノバの歌姫」で、「音楽史上最高の歌姫」と呼ばれることも珍しくないエリス・レジーナの伝記映画「ELIS」が、24日からブラジル全国の映画館で公開となった。  エリスといえば、世界のイメージでは「ボサノバ」の印象が強い。日本を含め、国際的に売られているエリスのレコードは、ボサノバがまだ人気のあった60年代、せ ...

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ブラックフライデー=家具や電化製品、旅行まで=24時間営業の大型小売店も

 感謝祭の翌日の金曜日(今年は25日)を特売日とする習慣がブラジルに入ってきたのは2010年。ブラジルのブラックフライデーはオンライン中心だったが、次第に大型小売店などの参加も増え、今年は全国で950のチェーン店や大型小売店などが参加する。  ウオールマートが朝6時に開店。Extraやロージャス・アメリカーナスでは一部店舗が午前 ...

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ブラス区のショッピングで火事=可燃物多く、消火手間取る

消火活動中の消防士達(Rovena Rosa/Agência Brasil)

 23日深夜、サンパウロ市中央部のブラス区ロッケ・ヴィトル・ヴァスト街のショッピングセンターで火災が起きた。  消防士72人、消防車31台が出動し、消火活動に当たったが、衣類や電化製品、包装用のプラスチックなどの可燃物が多く、火は一時、建物の壁を伝って暗闇の中で高々と燃え盛った。  火の勢いを増すような品が大量に置かれていたため ...

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ラーモス平和資料館が全焼=蜂の駆除作業中に発火=鐘と灯は無事、再建困難か

無残な姿になった平和資料館。事故から一夜明けた23日、ユーカリの支柱からはまだ煙が立っていたという

 22日午前、サンタカタリーナ(SC)州フレイ・ロジェリオ市にあるラーモス移住地の平和資料館で火災事故が起き、建物が全焼した。くん煙による蜂の駆除作業中に発火した。けが人はなかった。平和の鐘は現場から持ち出され無事だったが、その他の展示品は焼失し、再建のめどは立っていない。  平和資料館は、以前から天井部分に蜂が巣をつくり、来館 ...

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第46回県連故郷巡り=悠久と躍動の北西パラナ=(18)=副市長とケンカ、豪快な戦後移民

田邉誠さん

 カスカベル現地で野菜生産する田邉誠さん(75、新潟県)は1961年11月に呼び寄せで渡伯。北パラナのアサイ移住地の近く、アモレイラに入植した。「日本の物差しは小さすぎ、生活に夢がなかった。まだ20歳、若いからコラージェン(勇気)、度胸があったんだな」と笑う。1年半のコロノ(農業労働者)生活を経て、カスカベルへ。  「地図が好き ...

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ウチナーンチュ大会=NHKで特番、来月に

 NHKワールド・プレミアムは来月、沖縄で開催された第6回世界ウチナーンチュ大会の特番を放送する。ブラジリア時間の10日午後3時半から75分にわたり、沖縄文化のパワーとウチナーンチュの可能性に迫る。  番組名は「きんくるスペシャル・沖縄魂ここにあり! 集まれ! 世界のウチナーンチュ」。縁のあるタレントや大学教授が出演し、5年に1 ...

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第10回能楽の集い=移民能『船弁慶』27日に

『第10回能楽の集い 2016/春』のポスター

 ブラジル能楽連盟(竹下康義会長)が『第10回能楽の集い 2016/春』を27日午後2時から、モジ・ダス・クルーゼス市のカザロン・ド・シャ(Est. Do Cha cx05, Cocuera)で開催する。入場無料だが、子供たちへのクリスマスプレゼントとして、米やフェイジョンの寄付を受け付けている。  4流派による公演では、移民能 ...

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オーリャ・プロ・セウ=リオに続き東京で公演

 国際交流基金が7月にリオで開催した公演「上を向いて歩こう―オーリャ・プロ・セウ」の凱旋公演が29日に日本で行われる。東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会が認証した「東京2020応援プログラム」の一環。  日本からは東京スカパラダイスオーケストラ、当地からはエミシーダが参加する。両国間を繋げる架け橋となった公演を日 ...

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大耳小耳

 大相撲の魁聖が苦しんでいる。前頭2枚目として臨む九州場所で23日、11日目を迎えようやく1勝目を上げた。御嶽海(小結)を下し、10連敗という長いトンネルを抜けた。年内最後の取り組みは今週末。一つでも多く白星を稼いで一年を締めくくりたいところ。      ◎  小頭症やギラン・バレー症候群を引き起こす可能性があると指摘され、ブラ ...

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汚職防止法=下院委員会が意見書承認=「裏金恩赦」の件は未解決=結論は本会議に持ち越し=閣僚離脱恐れるテメル政権

23日の特別委員会の様子(Antonio Cruz/Agência Brasil)

 下院の特別委員会は23日、連邦検察庁が提出した汚職防止法の審議を行い、同日深夜に行われた投票では、委員30人が万錠一致でオニキス・ロレンゾーニ報告官(民主党・DEM)の意見書を承認した。だが、ラヴァ・ジャット作戦(LJ)を妨害しかねないとして問題となっていた、「同法が有効になる前に行われた選挙時の裏金(カイシャ2)工作は犯罪と ...

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