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11月 2016の記事一覧

移民史料館=水野龍の航海日誌を公開=サンパウロ市初、龍三郎さんも涙=移民の祖の功績を一挙展示

テープカットの瞬間

 サンパウロ市文協ビル内の移民史料館が4日、水野龍による笠戸丸の航海日誌展示に当たり、同館で開幕式を行なった。会場には水野龍の三男である龍三郎さん(85、二世)はじめ、約20人の水野一家を含む約80人が来場し、公開を祝った。  〃移民の祖〃水野龍による航海日誌は、山中三郎記念バストス地域史料館に展示されていたもの。今年3月にサン ...

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第46回県連故郷巡り=悠久と躍動の北西パラナ=(8)=トルデシリャス条約500周年の地

『トルデシリャス条約500周年記念式典』の記念切手を見せながら説明する会田清さん

 グアイーラの生き字引は、1958年3月サントス着のアフリカ丸で渡伯した会田(あいた)清さん(79、山形県)だ。同郷会の呼び寄せだった。  「陸路の道ができたのが1960年頃。僕がきた65年頃は、まだ原始林ばかり。雨が降ったらドロドロのテーラ・ロッシャでしょ。アサイから車でここに来るまでに、雨が降ったら一週間もかかった」と思い出 ...

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120人が集まってお祝い=コチア青年が合同祝賀会

集合写真に収まる参加者たち(撮影・望月二郎)

 コチア青年連絡協議会(前田進会長)が主催する『コチア青年古希・喜寿・傘寿合同祝賀会』が10月16日午前、サンパウロ市の宮城県人会館で開催された。リオデジャネイロ州、パラナ、マト・グロッソなど遠方から関係者らが駆けつけ、約120人が盛大に祝った。  開会あいさつでは前田会長が、コチア産業組合慰霊碑がサンロッケ市の国士舘スポーツセ ...

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福音教会が設立50周年=13日に記念式典

 サンパウロ福音教会(日野忍主任牧師)が13日午後3時から『50周年記念式典』を同教会(Rua Tomas Carvalhal, 471, Paraiso)で行う。  1991~96年に同教会に勤めた松本敏行牧師も来伯し式典に参加する。また式典後には祝賀会も開かれ、参加者で賛美歌斉唱が予定されている。  案内のため来社した日野主 ...

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大耳小耳

 今回訪れたレジストロ市の直売市は開始当初、日系人や日本人の出店が多かったが現在は非日系が半分。市役所へのフェイラの税金支払い義務免除の代わりに、掃除などが義務付けられている。出店者でフェイランテ・プロドゥトレス・デ・レジストロ協会を作り直売市の管理をしているそう。清水さんによると、セッテ・バーラス市やジャコピランガ市など近隣の ...

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アメリカ大統領選=当選結果でブラジルはどうなる?=経済復興には断然ヒラリー=トランプなら大きな痛手も=1ドル=3・50レとも

ヒラリー氏(右)とトランプ氏(Agência Lusa)

 現地時間の8日に行われているアメリカの大統領選には世界も注視しているが、当選者がヒラリー・クリントン氏(民主党)になるかドナルド・トランプ氏(共和党)になるかで、ブラジルにどんな影響か出るか、8日付G1サイトなどが報じている。  G1サイトの取材に応じたエコノミストたちの見解では、ブラジルにとって当選した方が良い候補はヒラリー ...

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リオの財政破綻より鮮明に=非常事態承認で改善案提示=7日には国による口座凍結も

病気療養から復職直後にも関わらず、財政建て直しの諸策を発表したペゾン知事(Carlos Magno)

 五輪にまつわる投資増額や人件費の拡大その他で財政が悪化し、公務員給の遅配なども含む財政上の問題が深刻化していたリオデジャネイロ州で、国による銀行口座凍結も起きたと8日付エスタード紙などが報じた。  同州の銀行口座の凍結は、4~6月に支払うべき国への返済金3870万レアルの遅延などが原因で、7日までに3040万レ分が凍結された。 ...

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ブラジル サマルコ社鉱山ダム決壊事故=史上最大の環境事故から1年=未だ国内数百のダムに決壊の危険性

事故から1年経ったマリアナ市、被害の傷跡も生々しく残っている(Flávio Ribeiro/Portal VERTICES)

 ブラジル史上最大級の環境破壊事故となった、ミナス州マリアナ市の鉱山採掘会社サマルコ社の鉱滓ダム決壊事故発生から丸1年経った5日、地元紙、地元サイトが、ブラジル連邦検察庁の調査で、国内の鉱滓ダム397中、半数以上はサマルコ社ダム同様かそれ以上の被害を引き起こす可能性がある事が分かったと報じた。  検察庁の調査は、鉱山動力省管轄の ...

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最高裁=マルフの裁判も長期棚上げ=事件発覚から15年経ても

 連邦最高裁では、15年以上前に捜査が始まった、サンパウロ州の大物政治家パウロ・マルフ下議(86)に関する疑惑事件の裁判がいまだに行われておらず、誰にも知られないままで時が過ぎて行っている。8日付フォーリャ紙が報じている。  フォーリャ紙は先週、ラヴァ・ジャット作戦を管轄する前から、最高裁では政治家に関する手付かずの案件が山積み ...

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ブラジル人観光客=ポルトガルの美術館で彫像を倒す=修復可能と同国文化省が発表

 ブラジル人男性観光客が6日、ポルトガルの首都リスボンの国立古代美術館(MNAA)で、18世紀に作られた彫像を誤って倒して破壊したと、8日付現地紙が報じた。  ブラジル人は、彫像と並んで写真を撮ろうとした際、後ろを確認せずに後ろ向きに歩き、警備員の警告も無視して歩き続けた結果、彫像に衝突し、倒して破壊してしまった。破壊されたバロ ...

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