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11月 2016の記事一覧

統計調査=2015年ブラジル人は全体的に収入が低下=インフレ率も考慮すれば、購買力はさらに低下

 25日に発表された地理統計院(IBGE)の全国家庭サンプル調査(PNAD)のデータによると、不況が進んだため、2015年のブラジル人の平均収入は減り、2000年代前半から2010年代前半まで続いた購買力拡大のサイクルは完全に終焉を迎えた。  インフレと失業率の増大がブラジル人の平均収入低下の要因となった。ジェトゥリオ・ヴァルガ ...

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サッカー全国選手権=パルメイラスが優勝=22年ぶり、涙の栄冠=2部降格後の改革実を結ぶ

優勝に沸くパルメイラス(Ricardo Stuckert/CBF)

 27日、サッカー全国選手権で、パルメイラスが22年ぶりの9回目の優勝を飾り、サポーターは歓喜の涙を流したと28日付伯字紙が報じた。  サンパウロ市西部にある本拠地アリアンツ・パルケでの対シャペコエンセ戦は、1―0でリードしたまま終了したが、その10分ほど前から異様なムードに包まれた。優勝を確信した観客の目に涙が溢れはじめたのだ ...

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キューバ=Fカストロと中南米=(上)=共産化恐れ軍政乱立=「革命家」から独裁者に

フィデル・カストロ氏(Ismael Francisco/Cubadebate)

 キューバのフィデル・カストロ前評議会議長が現地時間の25日、90歳でその一生を終えた。1959年のキューバ革命以来、1962年のキューバ危機でのアメリカとの対立のみならず、ブラジルを含めた中南米の歴史を大きく左右した同氏の影響について、2回にわたりたどっていく。  59年1月1日のハバナ占領により、フィデル、ラウルのカストロ兄 ...

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テメル大統領=両院議長従え、異例の会見=汚職に厳しい姿勢を見せる

日曜日に行われた、ミシェル・テメル大統領、レナン上院議長、マイア下院議長3者揃い踏みの異例の会見(Beto Barata/PR)

 先週半ばから、汚職防止法審議や、ジェデル・リマ総務室長官を巡る疑惑絡みでのマルセロ・カレロ前文化相による会話録音テープ暴露問題とリマ長官辞任など、政府にとって厄介な問題が続出した。問題沈静化のため、ミシェル・テメル大統領(民主運動党・PMDB)は、日曜日(27日)に上下両院議長臨席の上で会見を行ったと27、28日付現地紙・サイ ...

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Eマツナガの陪審裁開始=与喜の御曹司殺害事件で

 12年5月19日に起きた食品会社「与喜」御曹司マルコス・キタノ・マツナガ氏のバラバラ殺人事件で、エリーゼ・マツナガ被告(34)の陪審裁判が28日朝から始まったと同日付G1サイトなどが報じた。  エリーゼ被告はマルコス氏をサンパウロ市西部ヴィラ・レオポルジーナの自宅で殺し、遺体をバラバラにした後、大サンパウロ市圏コチア市を通る街 ...

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ブラジル人口調査=褐色人種の数が白人と並ぶ=国全体では高齢化の傾向

 ブラジルの総人口は2億490万人に達し、2004年の調査開始以降初めて、黒人と白人の混血(褐色、パルド)人種の数が白人に並んだ事が、ブラジル地理統計院(IBGE)が行った15年度版全国家庭サンプル調査(Pnad)で判明したと26日付現地紙が報じた。  04年の同調査開始時、白人は人口の51・2%を占め、黒人(5・9%)とパルド ...

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東西南北

 この週末はフィデル・カストロ氏死去という衝撃的なニュースが全世界をかけめぐり、話題を独占した。同氏の評価は様々で、ある人は「独裁者」と呼んで忌み嫌い、また、ある人は「虐げられた弱い立場の人を救った英雄」と持ち上げているが、ブラジルでの後者の代表がルーラ元大統領だ。ルーラ氏は26日、自身のフェイスブックに、自分の敷地の壁に塗装機 ...

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うりずん会=ウチナー精神を若手に継承=サンパウロ州議会で国際フォーラム=『先祖の遺産、将来への懸け橋』

 創立90周年記念事業の一環として、沖縄県人会(島袋栄喜会長)と沖縄県留学生研修会OB会「うりずん」(松本カリナ沙登美会長)が共催で『第2回国際フォーラム』を19日、サンパウロ州議会フランコ・モントーロ講堂で開催した。遠くはアルゼンチンやチリから、200人を越えるウチナーンチュが結集し、国や世代を超え、100周年に向けて結束を新 ...

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井戸兵庫県知事にブラジル最高勲章=兵庫パラナ間の交流に貢献

受章式に出席した井戸知事(右から3番目)

 兵庫県の井戸敏三知事(71、兵庫)が16日、ブラジル政府から南十字星国家勲章(グランクルス位)を受章した。連邦政府から外国の人物・団体に贈られる最高勲章。井戸知事が訪伯を重ね、日伯の文化や経済の発展に貢献してきたことが認められた。  多くの戦前移民が出港した神戸港、神戸移住センターを持つ兵庫県は、パラナ州と姉妹・友好提携を結ん ...

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今年も年の瀬、紅白4日に=全伯から28組が集結

来社したNAKの皆さん

 ブラジル日本アマチュア歌謡連盟(NAK、北川好美会長)が『第22回ブラジル紅白歌合戦』を、12月4日午前9時から文協大講堂(Rua Sao Joaquim, 381)で開催する。入場無料だが保存可能な食品1キロの寄付が必要。  全伯支部から28組が参加し、NAKバンドの生演奏に合わせて歌う。今回の目玉は2020年の東京五輪を記 ...

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