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11月 2016の記事一覧

道のない道=村上尚子=(30)

 この時が一郎のかきいれどきとなる。よろい戸を下ろすのは、亡くなった者と縁者への敬意の形らしい。  埋葬が済むと、数十人の人たちが、どっと入って来た。殆どの者がピンガをあおるためだ。一郎は慣れたもので、この客達の対応をこなす。体中、活気に満ちている。  この店にいた間に四回ほど、そんなことがあった。後は、何の変哲もないバールであ ...

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完成からわずか2年半=サンパウロのワールドカップスタジアムで続々と不備が見つかる。

 サンパウロ市東部に位置し、2014年W杯の開幕戦、2016年リオ五輪のサッカー会場にもなったアレーナ・コリンチャンス。ブラジル屈指の人気サッカーチーム、コリンチャンスのホームスタジアムでもある同競技場は、地下の水漏れが発見され、周辺の地盤に土砂崩れの危険性がある事が分かった。  サンパウロ州水道公社(Sabesp)は1日、スタ ...

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ブルークローバー月間開始=前立腺ガンの啓蒙、発見は

 11月1日から、男性の健康に留意を促し、各年代に応じた啓蒙活動などを行う「ブルークローバー月間」が始まった。  ポルトガル語では「青い11月(ノヴェンブロ・アズル)」と呼ばれる同キャンペーンは2011年から始まり、期間中は、ブラジリアの大統領官邸や連邦議会、リオデジャネイロ市のキリスト像、サンパウロ市の御茶ノ水橋など、著名な施 ...

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大統領訪日=西森、飯星議員が一部同行=ブラジルへの懸念に改善をPR=四世ビザや牛肉輸出も要請

 【既報関連】先月のテメル大統領訪日に際し日系議員2氏、西森ルイス連邦下議と飯星ワルテル下議補(来年1月に繰り上がり)も日本を訪れ、二宮正人弁護士が大統領の通訳を務めた。同行した3氏は、インフラ支援などを目的とした今回の訪日に、どんな成果を感じたのだろうか。  テメル大統領は先月18、19の両日、現職として11年振りに日本を公式 ...

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□休刊のお知らせ□

 2日がフィナードスで祝日のため、3日付けは休刊となります。

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第46回県連故郷巡り=悠久と躍動の北西パラナ=(5)=この地で健闘する戦後移民

 ウマラマといえば青年隊の〝故郷〟との印象だったが、この地でもコチア青年を見つけた。パラナ州に入ったのは戦前移民の子供世代が中心だったが、今回の旅を通して、青年隊はもちろん、意外に戦後移民があちこちに入って健闘していることを痛感した。  たとえばコチア青年1期1回の高橋隆さん(79、山形県)だ。のっけから「ブラジルは面白いよ。何 ...

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浴衣着付けと移民史講演=三重県人会で6日

 『浴衣着付けワークショップ』と『ブラジルの日本人移民史講演』が6日、三重県人会(Av. Lins de Vasconcelos. 3352)で行なわれる。ワークショップは午前9時から、講演は午後2時半から。  日本文化の振興を目的に、三重県人会文化援護協会(下川孝会長)、漫画家協会(佐藤フランシスコ紀行会長)、日本ファッション ...

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懐メロ合唱の集い、5日

 懐メロ合唱の集いが5日正午から、熟連クラブ連合会館(Rua Dr.Siqueira Campos, 134, Liberdade)で開催される。参加自由、会費10レアル。  主催者は「友達を誘って一緒に元気に歌いましょう」と呼びかけている。問い合わせは担当者(11・5078・9657)まで。

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大耳小耳

 島根県人会のバザーで販売される婦人部お手製の料理は、コシーニャやケーキから酢のものなど幅広い。また売り上げはジャルジン・ダ・サウーデの小児がん患者支援センターに食料で寄付される。来社した一行は「クリスマスプレゼントを探しに」と呼びかけたが、バザーで買い物をすれば、がん患者支援センターの子どもたちへのクリスマスプレゼントにもつな ...

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第46回全伯日系ゴルフ、今月開幕=今年はPL、選手230人出揃う=ホールインワンにはホンダ車が

昨年の優勝者、坂口さん(左)と平井さん

 ブラジル日系ゴルフ連盟とニッケイ新聞が主催する『第46回ブラジル日系ゴルフ選手権大会』が11月5、6の両日、アルジャー市のPLゴルフクラブ(Av. PL do Brasil, s/ n)で開催される。今年は全伯から230人がエントリー、ホールインワン賞にはホンダのシビックが用意されるなど、華やかな大会となりそうだ。  日系ゴル ...

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