2016年12月1日の記事一覧

HIVウイルス=感染後も治療せずが26万人=症状がなく無自覚は11万人

 12月1日の世界エイズデーを前にして、ブラジル保健省が11月30日、同国ではHIV(ヒト免疫不全)ウイルスに感染していると知っているのに、治療を行っていない人が26万人いるという衝撃的な内容の報告を行った。  同省によると、ブラジルではHIVウイルスに感染していると診断された人が71万5千人いるが、治療を行っているのは45万5 ...

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「悲嘆にくれ町全体が停止」=地元日系団体にも動揺広がる=シャペコエンセ搭乗機墜落事故

シャペコエンセのホーム・コンダスタジアムで冥福を捧げ献花する市民(Foto: Ralph Quevedo Sentinela24h)

 ブラジリア時間29日未明1時過ぎ、創立以来の絶頂期を迎えていたサッカークラブ「シャペコエンセ」の選手やチーム役員ら77人を乗せ、コロンビアのメデリン市で開催されるサッカー南米杯決勝に向かっていたチャーター機が墜落し、71人が死亡する大惨事が起きた。テメル大統領も3日間喪に服すと宣言するなか、本拠地のあるサンタカタリーナ州シャペ ...

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創立65周年記念を盛大に=ロンドリーナ熊本県人会

ケーキカットで節目を喜ぶ関係者ら

 汎ロンドリーナ熊本県人会(西村鉄雄会長)は『創立65周年記念式典』を11月6日午前10時から、同市西本願寺で行った。関係者ら90人近くが集まり、節目の日を祝った。  堅田玄悠導師の下でしめやかに会員先没者追悼法要が執り行われ、熊本県人会本部からは田呂丸哲次会長らが出席した。田呂丸会長による日伯両語での挨拶ののち、大塚節子さん( ...

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裏千家=宗旦忌で三代目の茶徳偲ぶ=100人来場して茶席体験も

許状式の様子

 茶道家裏千家ブラジルセンター(林宗一<そういち>駐在代表)が三代目家元、千宗旦氏の茶徳を偲ぶ『宗旦忌』を27日、サンパウロ市文協ビル内の裏千家教場「伯栄庵」で開催した。  午前11時、子供から90代まで100人ほどの来場客が会場を埋める中、開会式が行われた。許状式ではワーデルソン・デ・ソウザさんとロベルト・アウグス ...

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大阪なにわ会=慈善バザー4日

高瀬さん、久保さん、桑原さん

 大阪なにわ会(下平尾哲男会長)による『第85回慈善バザー』が来月4日午前9時から、サンパウロ市の同会会館(Rua Domingos Morais, 1581、ビラ・マリアーナ駅そば)で開催される。  婦人部の手芸品(編み物、ふきん、エプロン等)をはじめプレゼント用品、協賛業者の出品店がある。また、食堂では婦人部お手製のなにわう ...

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■今週末の催し

 3日(土曜日)  第48回東洋祭り、午前10時半、リベルダーデ広場       ◎  コロニアかるた会、午前11時、鳥取交流センター(Rua Dona Cesaria Fagundes, 323, Saude)       ◎  PIPA運動会、午前10時、宮城県人会(Rua Fagundes, 152, Liberdade) ...

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コロニアかるた会、3日

 コロニアかるた会(橋浦行雄代表)が3日午前11時から、鳥取交流センター(Rua Dona Cesaria Fagundes, 323, Saude)で定例会を開く。会費は一人5レアルで一品持ち寄り。

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上院はPECを大差で承認=議会前では激しい抗議も=汚職防止法は司法への脅迫に?

軍警のガス弾を受けるデモ隊(Wilson Dias/Agencia Brasil)

 【既報関連】11月29日未明に起きた、ブラジル南部のサッカーチーム、シェペコエンセの選手達を乗せた飛行機の墜落事故は、世界を震撼させた。テメル大統領は同日午前、3日間の服喪を発表したが、ブラジル政界では上院では憲法改正案の審議が行われ、政府の方針に反対する市民、活動家による、過激な抗議活動も発生した。また夜には下院で汚職防止法 ...

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シャペコエンセ=世界中で哀悼と連帯感=「ブラジルのレスター」とも=選手貸出で再建協力提案も

本拠地コンダー・アリーナで悲しみにくれるファン(Ralph Quevedo Sentinela24h)

 ブラジリア時間11月29日未明にコロンビアで起きた、サッカー・クラブ、シャペコエンセの選手19人を含む71人が死亡した飛行機事故は世界中に衝撃を与えたが、国内外でシャペコエンセに対して連帯を呼びかける動きが出ている。11月30日付伯字紙が報じている。  今回の事故では、乗客68人、乗員9人の77人の搭乗者の内、71人が死亡。死 ...

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妊娠中絶=3カ月までなら罪に非ず=最高裁が異例の判断下す

 最高裁第1班が11月29日、妊娠3カ月までに行われた妊娠中絶は罪ではないと判断し、リオ州で不法中絶を行っていたとして身柄を拘束されていた医師や職員の釈放を認めたと11月30日付現地紙が報じた。  今回の判断は、リオデジャネイロ州ドゥッケ・デ・カシアス市で不法な妊娠中絶を行っていたとして摘発された診療所の医師や職員が、期限を限定 ...

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