北伯ロライマ州都のボア・ビスタにあるロライマ日伯協会(福田美知恵会長)は、日本政府による草の根文化無償資金協力で8万3千米ドルを得て、日語と日本文化発信拠点となる文化センターの建設を決定した。 同地コロニアの起源は1955年。北伯でゴム採取労働に従事したパラー州入植者の転住が始まりだった。現在は120家族が生活すると見られる ...
続きを読む »2016年12月13日の記事一覧
生徒作品展、17日から=文協絵画教室
ブラジル日本文化福祉協会(呉屋春美会長)は『第43回文協絵画教室生徒展』を17、18両日午前10時から、文協ビル展示室(Rua Sao Joaquim, 381, Liberdade)で開催する。 国際的に活躍する画家の近藤敏さんと息子の直人さんが講師を務め、約30人の生徒による作品およそ60点が展示される。テーマは自由で、 ...
続きを読む »歌い納めのグラン紅白=20周年記念し日曜に
グループ・フレンズ(蛯原忠男代表)主催の『第20回グラン紅白歌合戦』が、18日午前9時から文協大講堂(Rua Sao Joaquim, 381, Liberdade)で行われる。 20周年を記念し、昨年の29組から大幅増となる53組が出演予定。北伯やパラナ州からも駆けつける。ほか寸劇、和太鼓、日舞、コーラスといった演目も。 ...
続きを読む »真木さん公演、1回に=午後3時からのみに変更
サンパウロ市の客家会館(Rua Sao Joaquim, 460)で17日に行なわれる、真木柚布子クリスマスコンサートが当初の2回公演から1回に変更となった。 午後2時と6時に予定していた公演だったが、同3時から1回のみとなる。午後2時の入場券を購入した人は変更不要だが、6時の入場券を購入した人は変更が必要。 問い合わせ ...
続きを読む »大耳小耳
東洋街のガルボン・ブエノ通りを繋ぐ大阪橋に、新しいベンチが三つ設置された。元々の歩道と拡張された歩道にまたがり、それぞれ横6メートルほどの大きなもので、人が寝転がれるほど。ニッケイ新聞横の三重県橋にも、くつろいで座れるようなベンチが数カ月前にできた。そろそろ夏で夕焼けが綺麗な季節。夜には高架線下の高速道路を通る車の夜景なども見 ...
続きを読む »シャペコ現地ルポ=「カンペオン・ヴォウトウ!」=街角にあふれるクラブ愛=サンパウロ市在住ジャーナリスト 沢田啓明(ひろあき)=(上)=天も号泣したシャペコ
12月3日、シャペコでは朝から冷たい雨が降り続いていた。 正午過ぎ、シャペコエンセのホームスタジアム「アレーナ・コンダ」に最初の棺が到着すると、スタンドを埋め尽くした観衆が総立ちになり、自然発生的に「カンペオン・ヴォウトウ!」(チャンピオンが帰ってきた!)と大声で歌い始めた。涙声も混じっている。 ブラジルへ渡ってからちょう ...
続きを読む »明治維新の心意気を二世、三世に
「坂本龍馬についてポルトガル語で読みたい。NHKのドラマで見たが、細かい所がよく分からなかった。やっぱり自分の言葉で読まないとしっくりこない」―今年の日本祭りの本紙ブースで会った三世男性が、そう残念そうに言うのを聞き、ハッとした。日本語は得意でないが、日本の文化や歴史には大変興味があるという若い層はかなりいる。彼らにもっと十分 ...
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