サンパウロの日系団体、リベルダーデ文化福祉協会(ACAL)舞踊部の佐藤文代さん(68、東京)が、11月に池芝流の指導資格制度で上級許を取得し、輪踊りと組み踊りの指導資格が正式に認められ、本紙に喜びを語った。 この資格制度は、家元の池芝緑さんが昨年5月に日本へ永住帰国する際に設けられた。上級許では、昭憲皇太后御歌である『金剛石 ...
続きを読む »2016年12月22日の記事一覧
無償の奉仕が生きがいに=援協がボランティア忘年会
サンパウロ日伯援護協会(菊地義治会長)は、30年間続く協会ボランティアへの感謝を込めて、13日昼に援協本部の神内ホールで忘年会を行った。 出席した約20人のボランティア婦人らは、週一回午前7時から午後3時頃まで、手術用枕カバーやシーツ、寝巻きといった裁縫を行ない、援協傘下の施設で使用されている。 あいさつした菊地会長は「協 ...
続きを読む »大耳小耳
米国加州グレンデール市に設置された慰安婦像撤去のために活動している『歴史の真実のための世界連盟(GAHT)』(目良浩一会長)は、今年8月に第二審で敗訴していたが、8日に再審査請求書を正式に提出した。同連盟の手助けのためにニッケイパラセホテルで募金活動を2回に渡って行った河合英男さんによれば、「もっともっとブラジルからの協力が必 ...
続きを読む »JICA=日系社会ボランティア30周年=リレーエッセイでたどる絆=第8回=「桃源郷」のような派遣先
2016年7月19日いよいよ任地のコロニア・ピニャールに向かう。 いくつかの町と整然と並ぶユーカリの林を抜けて、車は起伏のある赤い大地を走る。 サンパウロ市内から3時間も走ると道路に突然、日系社会のトレードマーク大きな赤い鳥居が見える。陸の孤島と言われるコロニア・ピニャールは、そこから4キロ奥地の集落だ。果物生産が盛んでビ ...
続きを読む »砂子さんが史料館に寄贈=東洋街描いた水彩画2枚
砂古友久さん(すなご・ともひさ、87、佐賀県)が14日午後、東洋街を描いた水彩画2点(70センチ×50センチ)をサンパウロ移民史料館に寄贈した。 両方とも2006年制作。創立50周年を祝うバナーが街頭に飾られた文協前のサンジョアキン街を描いたものに加え、もう一枚はシダーデ・リンパ法が施行される前の大型看板が賑やかな頃のガルボ ...
続きを読む »大河ドラマの放送時間変更=『おんな城主 直虎』
新年1月8日からはじまるNHK大河ドラマ『おんな城主 直虎』のNHKワールド・プレミアムの放送時間が、南米の視聴者に合わせて一部変更される。 1回目は日曜日午前9時からで今までどおり。2回目は日曜日午後4時5分からだったのが、午後6時に変更になった。3回目は土曜日午午前2時5分。 これにあわせて相撲中継の再放送や、子供番組 ...
続きを読む »道のない道=村上尚子=(56)
さんざん父にけしかけられて、私もあんな真面目そうな者は他にあまりいないだろうと思った。友行の申し出を受けることにした。もうひとつ大きな理由も私にはあった。 杉洋介のことを思い出していたのだ。裕福な人でなくてもいい。平凡な人でも、きちんと結婚できる相手に、今の私は価値を感じていた。ところが、友行の方も、姿勢を正して、私へ打ち明 ...
続きを読む »忘年会シーズンの悲喜こもごも
11月末~12月は忘年会を行う日系団体が多い。規模や参加者も個人レベルに近いものから、日本人会のように地域の人が集うものなど様々だ▼家に近い日本人会でも週末に忘年会があり、持ち寄りの会食後、カラオケやビデオケでの紅白歌合戦となった。紅白だが審査員はなく、歌い手が箱の中からボンボンを取り、包み紙の色で赤か白かを選ぶというやり方で ...
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