2016年に入り、そろそろリオ五輪のことも気になりはじめる頃だが、サッカー・セレソンのドゥンガ監督は既に、リオ五輪のオーバー・エイジ枠(24歳以上、正確には92年12月31日までの生まれ)の3選手を決めているという。
ブラジルのメディアが報じている3選手とは、ゴールキーパーのアリソン(インテルナシオナル)、センターバックのミランダ(インテル・ミラン)、そしてフォワードでネイマール(バルセロナ)だ。
ブラジル・サッカー連盟(CBF)は、「クラブ側もリオ五輪出場ということでセレソン選出を許可してくれるだろう」と見ているという。
ただ、アリソンの場合は、イタリアの名門、ASローマへの移籍が有力視されており、その場合はローマ側の許可を待たねばならなくなる。
リオ五輪の中心となるのはU23(23歳以下)の選手だが、現時点で今回の五輪セレソンの選手を見た場合、攻撃陣には、フェリペ・アンデルソン(ラツィオ)、ラフィーニャ・アルカンタラ(バルセロナ)、ガブリエル(サントス)ら、知名度のある選手が多いが、キーパーやセンターバックの選手の知名度はやや劣るため、W杯南米予選のレギュラーのアリソンやミランダという人選は妥当なところか。
また、ネイマールに関しては、ロンドン五輪の頃から国民のヒーローとして扱われ、「リオ五輪にも」と言われているだけに、これも順当だろう。所属チームとの関係も良好だから、ブラジルのメディアも、ネイマールの五輪出場は固いと見ているようだ。(5日付テラ・サイトより)
タグ:W杯 サッカー ネイマール リオ五輪 サントス 写真ニュース ブラジル リオ 南米