6日早朝、パラナ州北西部エンジェニェイロ・ベウトロン市で、トラック2台とバス1台が衝突し、8人が死亡、40人が重軽傷を負う事故が起きたと、6日付G1サイトなどが報じている。
現場は州道82号線の213キロ付近で、事故発生時刻は6日午前6時15分頃だという。
州道警察によると、事故を起こしたトラックの1台が、別のトラックを追い越そうとした際にコントロールを失い、農作業に向かう労働者らを乗せたバスに衝突。バスは大破し、追い越しをかけられた側のトラックも避けきれずに事故に巻き込まれた。
事故に遭ったバスの後には別のバスもせまっていたが、事故に気づいた運転手がハンドルを大きく切ったため、車線を飛び出したものの、衝突は免れた。このバスからは負傷者は出ていない。
この事故で6人が即死し、2人が搬送された病院で死亡した。死者の中には、大破したバスの運転手とトラックの運転手1人が含まれている。
また、バスの乗客やトラックの運転手ら40人は二つの病院に運ばれて手当を受けた。大半は軽傷だが、午後2時現在、テラ・ボアのサンジュダス・タデウ病院で4人、カンポ・モウロンのサンタカーザ病院では7人が入院加療中で、3人は重体だという。