ヨーロッパ・サッカー界にとり、1月は移籍市場が動く期間のひとつだが、イギリスの新聞「ミラー紙」のサイトが、この期間に獲得すべきブラジル人選手5人を写真つきで紹介している。
筆頭にあげられているのはサントスのミッドフィールダー、最近はセレソンも常連のルーカス・リマ(25)だ。同サイトでは、「全国選手権優勝のコリンチャンスのレナト・アウグストとジャジソンのコンビの陰に隠れたが、今、ブラジルで最高の選手。視野の広いゲームメーカー」と紹介している。
ルーカス・リマは、現在ブラジルを席巻中の中国リーグから高額で入団のオファーを受けたが、将来的な欧州移籍にこだわり、断っている。
続いては、グレミオのフォワード、五輪セレソンの主力でもあるルアン(22)。同サイトによると、「速くて攻撃的でありながら、左右どちらのポジションもこなし、守備も献身的で、アシストも自身の得点も同じくらいにできる」と高く評価している。
続いて、エスポルチの左サイドバックのレネー(23)。同サイトは、「ブラジルのこのポジションはちょっとした宝庫だが、彼ほど完成された選手はいない」とし、広い守備範囲と攻撃力の高さを評価した。守備力とフィジカル面にやや疑問はあるものの、長所が短所を上回っている、としている。
続いてはアトレチコ・パラナエンセのボランチのオタヴィオ(21)。同サイトは彼を「まだ、そこまで知られていない選手」としつつ、「前線で冷静に相手の攻撃陣を崩すのがうまい選手」とし、「落ち着いていて周りが良く見える、たとえるならPSGのマルコ・ヴェラッティのようなタイプ」と書いている。
最後はコリンチャンスのフォワード、マウコン(18)だ。同サイトは「全国選手権を制したコリンチャンスは中堅、ベテランの安定した選手がほとんどだったが、フォワードだけは超若手がいた」と紹介。「爆発的なリズムで試合を引っ張っていくだけの力がある」とも称している。(13日付グローボ・エスポルテより)
タグ:サッカー コリンチャンス サントス 写真ニュース グローボ