ブラジル関係書籍を多数執筆してきたジャーナリストの日下野良武さんが、現在、世界各国を周遊中の豪華客船「飛鳥Ⅱ」で客演講師として講演する。
郵船クルーズ株式会社が所有する「飛鳥Ⅱ」は全長241m、5万142トンで、日本籍最大の客船。昨年12月10日〜今年3月18日の100日間に渡って運行される「南極・南米ワールドクルーズ」の最中で、目玉は南極海域の周遊とリオのカーニバル。サントス(2月6日午前7時)、リオデジャネイロ(同7日午後5時)、サルバドール(同11日午前8時)にも寄港する予定。
日下野さんは亜国ブエノスアイレスから乗船し、サルバドール着までの約10日間で「ブラジルの概要と現状」「ブラジルの日本人・日系人の活躍と貢献」の2テーマについて講演を行なう。
「乗船客に在伯日本人や日系人の素晴らしさを伝えることで、コロニア社会の役に立てたら」と語る日下野さん。
2012年5月の飛鳥Ⅱクルーズでも同様の講演を行ない、日本の総合商社「大塚商会」の大塚実名誉会長との出会いをきっかけに、文協への1億円寄付につながった。