【既報関連】17日にサンパウロ市イビラプエラ公園で「ロレジーニョ・ド・ベイジョ」が開催され、16歳と18歳の女性が強姦に遭ったが、当日は集団強盗(アラスタォン)も発生していたと21日フォーリャ紙が報じた。
被害者は少なくとも8人おり、市警備隊(GCM)のマルシオ・デ・カストロ・ニルソン警部は「犯人は集団で被害者に暴行を加え、所持品を全て奪って逃げ去った」と説明。同日は「ロレジーニョ」と「YouTube愛好者イベント」が同時開催されたため、51人の隊員ではアラスタォン発生を防げなかったという。同園は160万平方キロあり、17日午後のピーク時は5万から7万人の人がいた。
「イビラプエラ公園はサンパウロ市で一番安全な公園だ。今回の事件は特異な事」と公園の保安責任者のカルロス・アルベルト・ソウザ・マト氏は言う。同地域担当5年のニルソン警部も、強姦事件は初めてだ。
強姦被害者2人の内、6人から輪姦されたという18歳の女性は当時、コカインとアルコールを摂取しており、トラウマのせいもあって犯人の特長を思い出せないため、犯人特定は難しそうだ。
また、犯行現場は通称〃バナナ園〃と言われ、公園内でも離れたところにあり、木々が生い茂っている場所で、監視カメラも設置されていない。
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