アルゼンチン西部のメンドーサ州で発掘調査を行っていた古生物学者達が21日、ノトコロススと呼ばれる大型の恐竜の化石が見つかったと発表した。
アルゼンチン人のベルナルド・ゴンサレス・リガ氏をリーダーとするグループが発見した化石は約8600万年前に地球上に生息し、これまでに確認された動物の中では最も大きな部類のひとつとされる恐竜のものと見られている。
リガ氏は会見で、「発見された恐竜の化石は完全には揃っていない」と前置きした上で、「(今回発見された恐竜が)大型の肉食恐竜として知られているティラノサウルスより大型である事は、上腕骨が1・76メートルあることからも明らかだ」と説明した。
リガ氏達は、ノトコロススは体長25~28メートル、体重40~60トンと推定している。(22日付アジェンシア・ブラジルより)
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