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明暗をわけたループシュート=ユースの大会、コパ・サンパウロはフラメンゴに凱歌
1月25日は、サンパウロ市の462回目の創立記念日だった。
毎年1月、大人のプロの試合がない時期を利用して、20歳以下のチームで争われるコパ・サンパウロの決勝は、1月25日と定められている。
今年で47回目を迎える同大会、参加112チームの頂点に立つべく決勝の舞台に勝ち上がってきたのは、共にブラジル屈指の人気を誇る、リオのフラメンゴと、サンパウロのコリンチャンスの育成チームだった。
サンパウロの象徴的なスタジアム、パカエンブーで行われた決勝は、プロの試合さながらの厳戒態勢の中、2万9千人余りの観客を集めて行われた。
3年連続の決勝進出で2連覇を狙うコリンチャンスが前半で2点を先行するも、フラメンゴも後半粘りを見せて同点としたため、前後半90分で決着が着かず、優勝の行方はPK戦にゆだねられた。
PK戦のターニングポイントは3―2でリードしたコリンチャンスの4人目、試合でゴールも決めたマテウスが、キーパーのタイミングをずらすためにわざとボールの下をこするようにキック(ループシュート)、虚をつかれたキーパーは地面に横たわるも、山なりの軌道を描いたボールはゴールの上を通過し、外れたことだった。
決まれば4―2、大優勢だったはずのコリンチャンスは動揺したか、その後のキックも2人続けて失敗し、PK戦は4―3でフラメンゴがものにした。
地元サンパウロのコリンチャンスファンが続々と席を立つ中、4千人もつめかけたフラメンゴファンとともに、若きイレブンは勝利に酔いしれた。(規)