沖縄県人会評議委員の花城清賢ジョルジさんが16日午後7時半時、癌のため入院先の病院で亡くなった。サンパウロ市在住。享年84。初七日は22日にサンパウロ市のサンフランシスコ教会で行われた。四十九日法要は3月中に行なわれる予定で、場所は未定。
父・花城清安はバナナ生産組合理事長、汎ジュキア運動連盟理事長、日語普及会評議員、沖縄県人会長などを歴任した重鎮。清賢さんは1931年4月に南聖イタリリーで生まれ、1940年に勉強のために沖縄県名護市の実家に兄弟4人で預けられ、国交回復前の1949年に戻った帰伯二世の一人(詳細は本紙新年号に掲載)。妹アリッセさんは戦後、皇籍離脱して渡伯した多羅間俊彦に嫁いだ。
ブラジル沖縄文化センター理事長、沖縄県人会評議員会副会長を歴任。ジアデマ市議会から名誉市民賞を授与された。
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