8月5日開幕のリオ五輪ではサンパウロ市はリオ以外の開催都市では最大の、男女サッカー合計10試合の舞台となる。しかしサンパウロ市での役割はそれだけに留まらず、各国の代表チームが多くキャンプを行う事も決まっていると1月31日付フォーリャ紙が報じた。
常にメダルの獲得競争で上位につける中国はサンパウロ市西部ピニェイロス区のピニェイロス・スポーツクラブに15種目もの代表選手を送り込む。
同じくピニェイロス区にあるスポーツ施設エブライカ・サンパウロには前回ロンドン五輪で11個のメダルを取った日本水泳チームがキャンプを張る。
同施設はイスラエルの陸上、柔道、水泳チームも利用するが、エブライカ(ヘブライ)の名の如く、両者の関係は自然な物。これまでブラジルでスポーツ大会があるたびに、イスラエルチームは同施設を利用している。
日本シンクロナイズドスイミングのチームも水泳チームと遠くない場所に拠点を置く。モルンビ区の総合スポーツ施設クルービ・パイネイラス・モルンビに2月20日から27日までの間、3月初旬にリオで行われる五輪出場のかかる予選に挑む。
「予選直前1週間の利用契約を結んだ。今後は日本が予選を通過した場合、五輪本番合宿で使うための仮契約に入る」と同施設スポーツ局長レジナウド・テイシェイラ氏は語る。
日本シンクロチームの予選突破は有力視されており、五輪本番用の仮契約はほぼそのまま締結される見通しだ。
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