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ブラジル日産=国内生産台数が4割減少=世界市場全体では好調も
15年第4四半期(Q)のブラジル日産の自動車生産台数が、15年第3Qに比べて、4割近くも減少したと、11日付エスタード紙が報じた。
これは10日に同社が発表した国際決算報告書の中で明らかになったもので、15年第3Qの1万3562台に対し、第4Qの生産台数は38・2%減の8382台だった。これは14年の第4Qと比べても0・9%減少している。
同社の減産ペースは、国内の同業他社と比べても際立っている。国内の自動車メーカー全体の第4Qの生産台数は、第3Q比マイナス15%に過ぎなかった。
世界全体で見ると、日産の昨年第4Qの生産台数は第3Q比3・72%増の93万3323台で、14年の第4Qと比べても1・4%増産となっているから、ブラジル日産の落ち込みぶりは、同社内でも特別だ。
世界規模で見た15年第4Qの日産の純利益は11億ドル(1272億円)だった。この額は、14年第4Qと比較すると25%の増益となる。
日産はルノー社と提携し、パラナ州サンジョゼ・ドス・ピニャイスとリオ州レゼンデに二つの生産工場を持っており、今年の年頭には、レゼンデ工場でスポーツワゴン車〃キックス〃の生産を始めると発表した。スポーツワゴン車は他車種より景気の影響を受けにくいという特徴がある。
ブラジル日産の15年の市場占有率は2・47%で、国内9位だった。