沖縄県系人の結束力にはいつも驚かされる。『世界のウチナーンチュ大会』参加呼びかけに訪れた、安慶田光男副知事ら10人のキャラバン隊もその一例だ。
わざわざ副知事がくる熱烈な呼びかけを機に「今から準備すれば行けるかも」と思いを巡らせた県系人も多いはず。前回の1200人を越える人数が訪れるなら、当地のPRもしてほしい。
ブラジルには琉舞や琉球太鼓、三線に空手、沖縄そばと何でもある。個人的には、婦人の自慢料理を逆輸入して故郷を驚かせたらどうかと思う。世界沖縄県系料理大会だ。オリジナルとは少し違うだろうが、それが海外に出た沖縄食の魅力だ。
行きはこちらの食材を持ち込んで販売。帰りは空いた隙間にお土産を入れて帰る。ペルーやボリビアなど、ご当地の沖縄料理を食べ比べるイベントだ。レシピを交換すれば、収穫でかばんが一杯になるかも? (祐)