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ジカ熱の水際対策を強化=成田空港など全国の検疫所

 【共同】中南米で流行が拡大し小頭症との関連が指摘されているジカ熱を「検疫感染症」に位置付ける検疫法の政省令が15日付で施行されたことを受け、成田空港など全国の空港や港湾にある検疫所が15日から、帰国・入国者への水際対策を強化した。
 成田空港の第2旅客ターミナルではこの日、厚生労働省成田空港検疫所の職員がサーモグラフィーで、帰国・入国者を体温測定した。ただ検疫所の担当者は「ジカ熱は発症しても微熱の場合が多く、サーモグラフィーでは見つけにくい。頭痛や筋肉痛でも気になることがあれば積極的に相談してほしい」と話している。
 同検疫所によると、ジカ熱に感染している疑いがあれば、医師が診察、血液検査する。感染が確認されれば、本人と本人の滞在場所を管轄する保健所に連絡する。
 厚労省によると、感染症法では感染症が1類から5類などに分類される。ジカ熱はデング熱やマラリアなどと同じ4類に指定され、患者を診察した医師は保健所に報告しなければならない。
 ジカ熱は蚊が媒介し感染。ワクチンや特効薬はなく、世界的な感染拡大が懸念されている。

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 4日付け岩手日報の国際面に、ジカ熱に関する共同通信の配信記事が掲載されていた。「性交渉で感染、米国」ほか、国際原子力機構(IAEA)による蚊不妊化対策といった話題が紹介されている。その横には先月行なわれた岩手県人会の総会の様子が。「五輪開催年 門出祝う」との見出し付きで、和やかな集合写真も掲載。ジカ熱という暗い話題を、県人会員の笑顔が和ませているような?