17日未明、リオ市南部のコパカバーナ海岸でアルゼンチン人の女性観光客が刺殺され、2人の男が現行犯逮捕されたと17日付フォーリャ電子版が報じた。
被害者はラウラ・パメラ・ヴィアンナさん(25)で、同日午前2時半頃、同海岸にあるコパカバーナ・パレス付近で女性の友人3人と一緒にいたとき、2人組が近づいてきて煙草とライターを持っているかと尋ねた。
不審に思った4人はバラバラになって逃げようとしたが、ヴィアンナさんは追いつかれ、ナイフで胸部を刺された。
犯人たちは荷物を奪って逃げたが、友人たちが助けを求める声に気付いた軍警に逮捕された。現場は8月のリオ五輪ビーチバレーの会場予定地から200メートルと離れていない場所だった。
捕まったのはパウロ・エンリッケ・コエーリョ・モレイラ容疑者(21)と、ドウグラス・エメリック・ゴンザガ容疑者(32)で、強盗殺人容疑と窃盗罪で起訴された。警察によると2人とも罪を認めているという。午後5時の時点では、2人ともまだ弁護士を立てていない。
被害者のヴィアンナさんは駆けつけた消防隊員に救助され、ミゲル・コウト市立病院に搬送されたが、傷が深く、病院到着後に絶命した。
同件は観光客特別支援署に持ち込まれたが、殺人課により捜査される。