総合塗料メーカーの関西ペイントが、ブラジルで虫よけ塗料を販売するという。15日付け日本経済新聞が報じた。中南米で蚊の媒介により流行しているジカ熱への対策として、虫よけ機能のある塗料を今春(日本)にも販売するという。日本から大手殺虫剤メーカーはまだ進出していないようなので、成功すれば大きな味方に。リオ五輪を控える日本選手団だけでなく、一般市民も救われる?
◎
『ぶらじる川柳』208号(荒井花生主幹)が2月10日に発行された。「初夢は税金ゼロの国に住み」(鈴木甘雨)の句には、約40%もの税金を払わされているのに相応のサービスはなしという現実ゆえに痛烈な共感。「耳にタコ苦労話も尾鰭つけ」(上川好秋)も充実した老後を過ごすユーモア移民らしい作品か。「好かれよう頑固かくすも老いの知恵」(久保久子)はサル知恵ならぬ老いの知恵。「アンショーバの塩焼き故郷身近にし」(堀内のぼる)もほのぼの。「不景気に五輪の旗もなえたまま」(大城戸節子)なだけに、「ロテリアの大当たり出て目が覚めた」(甘雨)は納得の一句か。今年も同川柳社の活躍に期待。