FCバルセロナへの移籍時の不正疑惑が未だ払拭されていないネイマールが、FCバルセロナ側とリオ五輪出場に関して合意を結んだようだとスペイン地元紙が報じた。
ブラジル代表は、6月にアメリカで開催されるコッパ・アメリカ100周年記念大会へもネイマールの召集を望んでいたが、FCバルセロナ側も主力のネイマールを、6月からのコッパ・アメリカ100周年記念大会と、8月からのリオ五輪の両方に供出する事は出来ないとして、リオ五輪か、コッパ・アメリカのどちらかに限って出場を認めるとしていた。
フル代表と五輪代表の監督を兼任するドゥンガにとって、ネイマールは当然ながら、五輪本大会でのオーバーエイジ(23歳以上の選手、五輪男子サッカーは23歳以上の選手を3人まで登録できる)枠適用対象の一人と考えられていた。
一方、2年前のW杯では怪我のため、準々決勝を最後に戦列を離れる事を余儀なくされたネイマールはこれまで、幾度となく、五輪初の金メダルを目指して戦いたいとの意向を示していた。
スペイン紙によると、コッパ・アメリカよりもリオ五輪を優先するという決断はFCバルセロナとネイマール両者の判断で、ネイマールは、米国で開催されるコッパ・アメリカ100周年記念大会は欠場する見通しだ。
ドゥンガ監督は、21日にコッパ・アメリカの組み分け抽選が終わった際、二つの大会にネイマールを招集できるようクラブと交渉すると述べていた。また別のスペイン紙は今週、ドゥンガ監督が今年4月、両方の大会にネイマールを召集できるよう交渉するためにスペインを訪れる可能性に触れていた。(25日付ヤフー・エスポルテスより)
タグ:W杯 サッカー ブラジル代表 ネイマール リオ五輪 写真ニュース