4月1日より、これまで追徴金として上乗せされていた金額がなくなり、電気料金が6~6・5%程安くなると26日付伯字各紙が報じた。
エドゥアルド・ブラガ鉱山動力相は25日、4月からは、現行の「赤旗」が追徴金のない「緑旗」になると発表した。
この決定はブラガ鉱動相が、ロメウ・ルフィーノ国家電力庁総務局長や全国電力システム運営機構会長と面談した末に発表された。
この決定は、南東伯や北東伯の水力発電所のダムの水位が回復し、発電量が回復したことで、高コストの火力発電所への依存度が低下するとの判断で下された。
これらの地域の水力発電所のダムの水位が30~50%程度に回復したことで、3月1日より、1メガワット/時(MW/h)あたり250レ以上かかる最も高コストの火力発電所が停止され、4月1日からは新たにMW/hあたり211レかかる火力発電所が停止される。
現行の電力料金は火力発電所の稼動率に従って追徴金が課せられ、「赤2」「赤1(ピンク)」「黄」の時は消費電力100キロワット/時あたり1・5~4・5レアルが徴収されるが、緑の時は追徴金がゼロになる。
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