【パラー州ベレン発】在ベレン領事事務所(小林雅彦所長)は2月23日午前、同事務所において平成27年度の移住者保護謝金授与式を行なった。
成塚純副領事、太田勲援護協会事務局長が同席し、アマゾニア日伯援護協会の山本ジルベルト修会長に、上半期分に当たる小切手4万9024・81レアル(約140万円)が手渡された。
同謝金は日本外務省による助成事業の一つ。先進国と同水準の社会保障制度が整備されていない中南米諸国を対象に、困窮している移住者への支援を目的としている。
パラー州ではアマゾニア援協による医療と生活援助のうち、日本国籍者を対象に支給されている。(パラー州通信員 下小薗昭仁)