ジカ熱にかかったらバファリンの服用は厳禁―!? 先日、医者からそんな話を聞いて、今後の来伯邦人が心配になった。
バファリンとは日本の代表的な頭痛薬で、必ず一家に一箱あるほどの代物。最近の弊紙研修生も日本から持ってくるようで、万能薬といった印象だ。
アスピリンという成分が駄目で、発疹や出血などの副作用が出るという。体調不良になった来伯者は「とりあえずバファリン」とならないか。「いやむしろ、手っ取り早い判断材料になるんじゃ?」と、意地悪な同僚が横槍を入れる。いくらなんでも少し危険のような…。
ところで先日、夏風邪に1週間も悩まされたコラム子は、当地の薬が全く効かず副作用を知りながら結局バファリンに頼り完治した。ジカ熱ではなかったのだと安堵したばかり。薬品の服用は自己責任で! (祐)