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7日に来社した大貫さんと粟嶋さん
7日に来社した大貫さんと粟嶋さん

四世の大貫さんが親善大使に=大阪・サンパウロ市姉妹都市交流

 1969年間から姉妹都市関係を結ぶサンパウロ市と大阪の交流事業として、サンパウロ市在住の大貫純さん(21、四世)が7日から約2週間、親善大使として訪日する。大阪・サンパウロ姉妹都市協会主催。
 大貫さんは埼玉県生まれで2歳まで生活、家族とサンパウロ市に移ってからも日本語の勉強を続け、日本語能力試験N1を取得している。昨年の日本語スピーチコンテストに出場、優秀成績だったことから、親善大使に選ばれた。
 ホームステイや工場見学、市内見学が予定されており、「日本に対しては色々な話を聞いているけど、自分の目で確かめてみたい」と期待を話した。
 姉妹都市協会の会長が理美容品メーカー、タカラベルモント社の吉川秀隆社長であることから、同社が事業をコーディネートする。ブラジル支社の粟嶋裕(あわしま)さんは「将来の交流が活性化に繋がる意義ある活動。今後とも継続させるべき」と話した。