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サンパウロ州=私立大学の学生数減少=不況の影響など大きく

 サンパウロ州の私立大学の新入生が昨年より7万4千人減っている。これは、サンパウロ州の70の私立大学対象に3月3日~10日に調査してわかったもので、学生融資基金(Fies)の受給基準変更と不況が影響したようだと16日付エスタード紙が報じている。
 それによると、10日までに登録された私立大学の新入生は昨年の15・2%にあたる7万4千人減少した。また、既に在籍していたが登録更新を見送った学生も8万人(6・8%)いた。
 これは、昨年からFiesの受給資格が厳しくなった上、授業料値上げや、学生や家族の失業など、不況に伴う影響が大きいと見られている。
 エスタード紙の取材したところによると、私立大学を中退または休学した学生たちの中には、継続して学び、いつか卒業証書をとの夢を暖め続けている人も多いが、失業などで授業料が払えなくなったために、登録更新を断念することを余儀なくされたという。
 また、学生数の減少に伴い、私立大学側も教員数の削減を余儀なくされているといい、今年は前年度比で38%の教員が減ったという。また、69%の大学では、教員の受け持つ授業時間数が減っている。

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