「もはやブラジル恐るに足らず」―。強気の言葉がパラグアイ各紙の見出しに踊っている。
2018年のロシアW杯行きを目指し、南米予選第6節が29日に行われる。
現在共に勝ち点8で並び、得失点差で3位のブラジルとすぐ下の4位につけるパラグアイが、パラグアイのホームスタジアム、首都アスンシオンのデフェンソーレス・デル・チャコで対戦する。
パラグアイの主要紙ABC Colorは「ブラジルを恐れる時代は過去のものとなった。今夜の試合は五分と五分。ブラジルもパラグアイを楽な相手と思うことは一切できない」と書いた。
同紙は両チームが勝ち点で並んでいる事の他にも、ブラジル戦で勝利を信ずるに足る理由を挙げた。それは、パラグアイが直前の試合で首位のエクアドル相手のアウェイ戦で終了寸前までリードするほど(結果は引き分け)の戦いを見せた事、対するブラジルは直前のホーム戦でウルグアイに引き分けた事、またもちろん、ブラジルのエース、ネイマールが累積警告のために欠場する事も報じた。
同紙はさらに、折込特集号も出し、その中に、鍵爪をつけたパラグアイ選手が怯えるブラジル選手におそいかかるイラストを載せた。(29日付グローボ局スポーツTVサイトより)
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