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H1N1の死者71人に=3カ月で15年の2倍に

 【既報関連】保健省が4日、09年に流行った豚インフルエンザ(H1N1、A型インフルエンザの一種)が猛威を振るい、今年の死者は71人に達したと発表したと5日付伯字紙が報じた。
 感染病予防課のクラウジオ・マイエロヴィッチ氏によれば、H1N1は国内で確認された他のA型インフル(H3N2)やB型インフルより症状が重い上、例年より流行が早く、予防接種を受けていない人や、昨年接種を受けたが効果が薄れた人が罹患すると重症化する可能性があるという。
 H1N1による死者は71人に達し、既に15年の年間36人の倍に迫る勢いだ。また、重症急性呼吸器症候群(ポ語略字はSRAG、サーズ)患者も444人発生し、15年の年間患者数の3倍に達している。
 保健省は、H1N1患者発生州が2週間で二つ増え、15州となった事などから、09年や13年のような流行が起きる事を懸念している。13年の患者数は3733人だが、患者発生は4月からで、3月から患者や死者が出ている状況は不安の種だ。保健省は早期の感染開始とエルニーニョとの関係も疑っている。
 サーズ発生最多州はサンパウロ州で、全国の84%に当たる372人を記録。以下、サンタカタリーナ22人、バイア9人、パラナ7人、ペルナンブコとゴイアス、連邦直轄区各5人などが続く。
 死者71人の平均年齢は51歳で、23人には特別なリスク要因が認められなかった。その他の死者のリスク要因(複数の場合あり)は、高齢者21人、糖尿病患者14人、慢性的な心臓疾患患者12人、免疫障がい9人、肥満7人、慢性的な神経疾患患者7人、慢性的な腎疾患患者と妊婦各4人、慢性的な肝臓疾患患者と2歳以下の幼児各2人、ダウン症患者と出産後6週以下の婦人各1人となっている。

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