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 農業というと化学肥料を使うのが一般的だが、農業技師の長井邦夫さんによると、それでは土が痩せてしまい、「土地を使い捨てるようなもの」だという。一方で30年以上同じ土地で、質の良いトマトを収穫する人がモジ市にいる。そのやり方がボカシ農法で、米ぬかや魚粉に微生物を添加した通称・ボカシ肥料を畑に撒き、微生物の多い土を作る方法。年を重ねるほど微生物が土中深くまで届き、その畑が安全で美味な作物を生み出し続ける〃財産〃になるという。関心のある方は一度、長井さんの講演会に参加してみては。