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議員同士の賭けハズレ!=集めた現金は福祉施設へ

 17日に行われた下院本会議で、ジウマ大統領の罷免審議を上院に送る事が決まったが、この会議に先立ち、下院議員が行っていた賭けで集まった金は、福祉施設に寄付される事になった。
 下院議員達の賭けは、何人が罷免賛成に投じるかを当てるもので、掛け金は1回100レアル。最終的な賛成票は367票だったが、51人の下議が賭けた数字の中で一番近かったのは、366票(2人)と368票(1人)で、ぴったり当てた人はいなかった。
 この賭けの責任者のカルロス・モナト下議(連帯)は18日、数字を当てた人は誰もおらず、集まった金(5100レアル)は福祉施設に寄付する意向である事を表明。賭けの創始者は連帯党首で、エドゥアルド・クーニャ下院議長と懇意のパウロ・ペレイラ・ダ・シウヴァことパウリーニョ・ダ・フォルサ下議で、「ほんの遊び心でやった。政府関係者からの苦情も来ていない」としている。(18日付G1サイトより)