サンパウロ州イトゥペヴァ市の農園で22日、映画撮影などに使う偽札を本物のドル紙幣と思い込んだ強盗団が〃現金〃を盗み出した上、別の金庫を取りに戻ったために隠れ家がばれ、一網打尽とされるという事件が起きた。
農園に侵入した強盗団は男3人、女1人の4人組で、農園内の事務所と最も大きな家の中をひっくり返すと、偽札を盗んだ上、後から取りに来るつもりで金庫一つを穴の中に投げ込んで逃げた。
農園の管理人は強盗に気づき、トイレに隠れると警察に通報した。
現場に駆けつけた警察は金庫を取りに戻ってきた強盗団の車のナンバーをチェックした後、ノヴォ・モンテ・セラット地区の隠れ家を急襲し、4人全員を逮捕した。
農園の持ち主は商用の映画の撮影に参加した事があり、その時使った札束を自宅に保管していたという。
逮捕された強盗の内、男3人はカンポ・リンポ・パウリスタの収容センターに連行され、女は同市内の刑務所に入れられた。(25日付G1サイトより)
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