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大サンパウロ市圏=環状線の出口で大火災=燃料積んだタンク車爆発

 26日朝、大サンパウロ市圏イタクアケセツーバ市で、環状線の東側部分からアイルトン・セナ道に乗り換えようとしたタンク車が転倒、爆発して大火災が発生。運転手は逃げおおせたものの、全身の80%に火傷を負い、入院加療中と同日付G1サイトなどが報じた。
 ガソリン4万リットルを積んだタンク車が事故を起こしたのは午前7時頃。環状線からアイルトン・セナ道に移るジャンクションで転倒、ガードレールをつき破ってすぐ下にある道路脇に転落したタンク車は、燃料が漏れて爆発炎上。運転手は何とか逃げ出したが、運転席から出た時には衣服に火がついており、大火傷は避けられなかった。
 この事故で同ジャンクションは一時通行が禁じられたが、午前9時頃にはほぼ鎮火。同35分には通行も再開された。転落したタンク車から漏れた燃料が、路肩に沿って設けられた水路に流れ込んだ事もあり、斜面の草や車体を焼き尽くした火はかなり広範囲に及び、イタクアケセツーバ市内にも黒煙が広がった。