聖南西文化体育連盟(UCES、山村敏明会長、25団体)は先月26日、レジストロ日伯文化協会で定例役員会を開催した。同連盟が進める300万レアル基金プロジェクトについて、到達期限を10年から5年に大幅短縮することが決まった。
前回の定例会で「各団体の拠出金額を倍にすれば、期限が半減できる」と提案があった。この計画達成のため、各文協がこの3年間で集めた供出金と同じ金額を、12月末までに再び集める必要がある。
その額が集まった場合、高額預金者用の高金利口座を使用することで、目標の300万レアルを5年で達成できるという。出席した代表者ら約50人の大多数が賛成し、早期達成を目指すことになった。
また2月21日に行なわれた、同連盟主催の第7回ソフトバレー大会(バルゼン・グランデ)で、日系女性選手が非日系選手に対して人種差別的な発言をした騒動について、今後の対策も話し合われた。