産経新聞(東京・大阪両本社)のリオ支局が4月1日、同市マラカナン地区に開設され、初の支局長として佐々木正明記者(44、岩手)が赴任した。
同社はリオ五輪により注目が集まることを受け、支局開設に至ったという。佐々木記者は「日本とブラジルの距離を少しでも近づけたい」と意欲を見せる。
大阪外国語大学(現・大阪大学外国語学部)を卒業し、1996年に入社。神戸、横浜、大阪本社社会部、外信部などを経て、12年よりモスクワ支局長を務めた。
主な著書に「シー・シェパードの正体」(扶桑社新書)「恐怖の環境テロリスト」(新潮新書)がある。
佐々木記者は「日系ブラジル人社会の大きさや連携ぶり、周囲から尊敬のまなざしを受ける様子に感激した」と印象を述べ、「遠く離れた日本の読者に、ブラジル国民の躍動感をできる限り伝えたい」と抱負を語った。
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