今年最初の2カ月の統計によると、サンパウロ市内を走るバス路線で、最も強盗の被害が多かった6路線の内4路線が東部を走るか、通過する路線だった事が分かった。「僻地に行けば行くほど、危険は増す」と語るのは、イタイン・パウリスタ区のバス停で、シュラスコや飲み物を販売するジョゼ・フランシスコ・ローザさん(52)だ。サンパウロ市交通機関公社(SPtrans)が発表した平均強盗発生件数は1カ月21・3件で、42・3件だった昨年のほぼ半分だ。しかし、サンパウロ市バス労働者組合は「警察が犯罪撲滅に務め、乗客、職員の安全を保証する事を望む」との声明を発表した。
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サンパウロ市から北西545キロのグアララペス市で2人の姉妹が、強盗が父親を襲う手助けをしたとして逮捕された。警察は21歳の長女を逃走と証拠隠滅防止のために逮捕、17歳の次女は少年院に送致した。事件は3月27日の夜に発生、自宅には強盗に協力した2人の娘と被害者の父、14歳の三女がいた。姉妹の他に強盗は5人いて、2人の学生を含む全員が逮捕された。長女は犯行の動機を、父親に貯金を奪われたからだとしている。
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セルジッペ州地方裁判所のマルセル・モンタルヴァン判事は、人気のスマートフォン用通信アプリ、ワッツアップの72時間使用禁止措置を2日の午後2時からとる判決を下した。従わない場合、通信会社には1日あたり50万レの罰金が科される。ブラジルでワッツアップが凍結されるのは昨年の12月以来2度目だ。その時は48時間の使用禁止措置だったが、24時間程度で解除されている。
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