テーメル暫定政権=PSDBは閣僚出さず?=都市相に一本釣りの噂も
11日に上院本会議で予定されている罷免審議継続を問う投票後、ジウマ大統領の停職と共に大統領就任が確実視されているミシェル・テーメル副大統領(民主運動党・PMDB)の暫定政権で、民主社会党(PSDB)は都市相のポストを得そうだと4日付エスタード紙が報じた。
同紙によると、都市相には、下院の元野党リーダーで、3月17日の下院での罷免審議継続の是非を問う投票で3分の2超えを確定させる、342番目の賛成票を投じたブルーノ・アラウージョ下議の名前が出ている。
また、貿易交渉なども担う外相にジョゼ・セーラ上議、総弁護庁長官にアレッシャンドレ・デ・モラエスサンパウロ州保安局長の名前も出ている。
しかし、PSDBの公式の立場は、閣僚ポストが暫定政権への協力の是非を決める条件にはならないよう、暫定内閣においてはいかなるポストも求めないというものだ。テーメル副大統領の広報官は「PSDBに対してはいかなる申し出も行っていない」としている。
都市相は今年の地方選にとって重要なポストで、社会民主党(PSD)も希望しているが、テーメル氏は、同党首で元都市相のカサビ氏を通信相に推す意向だ。
PSDBの幹部は3日、副大統領官邸でテーメル氏と会って「我々は副大統領が党員を大臣に入れた組閣を進展させているという知らせに大きな懸念を抱いている」と伝えたと同党首のアエシオ上議が語った。
アエシオ氏は、同党所属の州知事全員と面会した上で幹部会を開いており、「我が党はテーメル副大統領を信頼し、彼の政策がブラジルを今の危機から救い出し、新たな希望をもたらすと信じているが、党としては閣外協力に留まるというのが基本方針だ」と語った。
ジェラウド・アウキミンサンパウロ州知事(PSDB)も「PSDBは国民の利益を守るために働くのであり、閣僚ポストに拘る必要はない」と語った。