サンパウロ市グァラピランガ湖畔に20万坪の広大な敷地を持つ世界救世教の聖地。渡辺哲男前理事長がデザインし、95年に竣工。一際目を引くのは古代ローマを彷彿させる神殿だ。「当初は屋根や壁もあるデザインだったが『空が天井、自然が壁だ』という夢を見た渡辺氏の発案で今の様式に変更された」と宣教・研修課長の山田智一氏は説明。同教団の聖地は日本、タイ、ブラジルの3カ所。南米聖地には北中南米、欧州、アフリカからも信徒が集まるが、消防法の規制で2万5千人までしか入れない。アンゴラ聖地が完成すれば、分散されて参加できる人がもっと増えるかも?
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リオ五輪に出場する男子サッカー日本代表(23歳以下)が、セルジッペ州都アラカジュを合宿地に決めたと日本の各スポーツ紙が報じている。2年前のW杯では日本と同組のギリシャが使用して決勝トーナメントに進出した、という縁起の良い土地。あの時、日本はサンパウロ州イトゥーという涼しい場所で合宿し、暑い北東伯で戦い敗退した。今回は過去の教訓が生かされるか。初戦は4日、赤道直下マナウスでナイジェリアに挑む。アマゾンだからクソ暑いと思いがちだが、8月のマナウスの気候は意外に東京に近い。同月の平均気温は27度と東京とほぼ一緒。湿度は79%と東京の71%より一段蒸し暑いぐらい。いっそのこと「東京でクーラーなし合宿」の方が適当?!
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今回の熊本地震による被害は、建物の損壊だけではない。南阿蘇にある塩井社水源は豊富で澄んだ湧き水を湛え、現地の人々に愛されてきたが、地震の後にすっかり枯れた状態に。地震によって地中の湧き水の通り道が閉ざされてしまったのだろうか。他にも、被災地を狙った悪質な〃火事場泥棒〃まで出没しており、被災者の心労は察するに余りある。ブラジルでの支援の輪をさらに広げていきたいところ。