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リオ市北部=車を囲んだ集団強盗発生=17歳の若き母凶弾に倒れる

 7日午前6時半頃、リオ市北部デル・カスチーリョ地区で、ゴヴェルナドール・カルロス・ラセルダ大通り(リーニャ・アマレラ・LA)付近の一般道を走っていた車が強盗に襲われ、アナ・ベアトリス・ペレイラ・フラーデさん(17)が被弾して死亡したと8日付エスタード紙が報じた。
 アナさんは、継父と2歳の子供と共に、アントニオ・カルロス・ジョビン国際空港に母親を迎えに行く途中だった。継父は振り切ろうとしたが、強盗が発砲、アナさんは頭部に被弾した。
 継父は500メートルほど先のLAまで走ったところで警察の助けを求めたが、アナさんはその場で死亡。継父と子供に怪我はなかった。
 LA周辺は強盗事件多発地帯で、3月にも集団強盗が発生している。
 「犯人は3人」とする軍警と、市警現場捜査員の「少なくとも8人」との言葉は食い違い、現在も捜査は続いている。7日夜の時点では犯人は誰も逮捕されていない。