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レシフェ=36時間で21日分の雨=100世帯が浸水等の被害に

 ペルナンブコ州都のレシフェ市では、8日夜から10日にかけての36時間で、5月の月間降水量の21日分にあたる201ミリの雨を記録。100世帯が浸水等のために親戚や友人宅、避難所に避難中と10日付G1サイトが報じた。
 レシフェ市内では土砂崩れや塀の倒壊なども起きているが、9日の時点で危険地区の住民への避難命令が出た事などもあり、10日朝の時点では犠牲者は報告されていないようだ。
 レシフェでの雨は、9日の時点で、24時間で17日分降ったとも報じられていたので、雨脚は少し落ちてきたといえそうだ。
 雨の被害は州都周辺でも報告され、オリンダやジャボアタン・ドス・グアララペス、サンロウレンソ・ダ・マッタなどでも被害届が出ている。
 この雨のため、大レシフェ圏ではペルナンブコ州立大学や同連邦大学、連邦農村大学、カトリック大学が9日午後から10日にかけての授業を休講とした。同地域では公立校も休校となり、裁判所も休廷となっている。