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児童に楽しい思い出を=聖南西でデイキャンプ

協力してゴールを目指す子どもら

協力してゴールを目指す子どもら

 聖南西教育研究会(西田みどり会長)による『第12回低学年デイキャンプ』が先月25日、コロニア・ピニャール文協会館で開催された。加盟する聖南西地区の日本語学校8校から、9~12才の64人の生徒と20人の教師が参加し、1日中スポーツやゲームを楽しんだ。
 午前9時半からの開会式では同文協の貴田孝平会長、研究会の西田会長が挨拶。その後の様々なプログラムで児童らが交流を深めた。ゲームでは各チーム12才の生徒がリーダーを務め、責任を持ってチームをまとめる姿に、教師からは驚きと喜びの声が上がった。

デイキャンプの集合写真

デイキャンプの集合写真

 閉会式では実行委員長を務めた、JICA青年ボランティアの松本絵美教諭があいさつ。「今日の楽しいイベントはお父さんお母さん、友達や先生方が協力してくれたおかげで無事に成功しました」と語り、生徒たちも周囲に感謝の気持ちを伝えた。
 終了後は他校の生徒と談笑を楽しむ生徒たちの輪が見られ、意義深い一日を終えた。昨年入学したピラール・ド・スール日語校のシルバ・イザベレちゃん(11)は、「少し疲れたけどとても楽しかった。友達もたくさんできた」と笑顔を見せた。
 同研究会は、「日語校は他校との交流が人としての成長を促す」との理念の下、様々な交流行事を行っている。