リオ市市警が14日、銀行のATM(現金自動預け払い機)のカード差込口に細工をし、高齢者から金を騙し取っていた金髪の女性3人組を捕まえたと16日付G1サイトが報じた。
サンパウロ市在住のラリッサ・バチスタ(23)、レチシア・ド・ナシメント・ラウリンド(26)、ヴェロニカ・フレイタス・ゴメス(19)の3容疑者は、週末になるとリオ市に赴き、ATMに細工をしては高齢者の金を騙し取るという犯罪を繰り返していた。
同種の犯罪の被害者はここ2カ月間で少なくとも15人。被害者はみな高齢者で、カードが取り出せなくなって困っていると、近づいてきた女性が助けるふりをして暗証番号を聞き出し、口座の金を引き出して逃げるという被害に遭っていた。
83歳の女性は1万3千レを盗まれ、3万レを盗まれた人もいる。
サンパウロ州当局によると、3人の内2人は、サンパウロ市でも同様の犯罪を繰り返していた前科者だという。
タグ:リオ