ブラジル国内ニュース(アーカイブ)

連邦検察庁=高等裁裁判長にも捜査要請=判事任命時にLJ妨害の意図

 連邦検察庁が4月にラヴァ・ジャット作戦(LJ)妨害容疑で最高裁に出した、現在停職中のジウマ大統領に対する捜査要請の対象に、フランシスコ・ファルコン連邦高等裁裁判長とマルセロ・ナヴァーロ同裁判事も含まれていると17日付エスタード紙が報じた。
 この捜査要請は11日に議席を剥奪されたデルシジオ・アマラウ元上議の報奨付供述に基づいたもので、最高裁でLJに関する報告官を務めるテオリ・ザヴァスキ判事の承認待ちだ。
 元上議によると、ジウマ大統領によるLJ作戦妨害の事案は三つあり、その一つがファルコン高等裁裁判長の推薦したナヴァーロ判事の任命とその後の動きだ。ジウマ氏は同判事が高等裁でLJ報告官となる予定である事を利用し、パラナ州連邦地裁に身柄拘留中で、ルーラ前大統領ら労働者党関係者に不都合な情報を持っているオデブレヒト社元社長のマルセロ・オデブレヒト被告を釈放させようとしたという。
 元上議による供述は、彼の補佐官だったジオゴ・フェレイラ氏の供述で裏付けられた。フェレイラ氏が元上議から聞いた話として供述した、ジウマ大統領がナヴァーロ判事に政府側の意向を伝え、オデブレヒト被告の釈放を要請したとの内容は、4月14日にテオリ判事によって報奨付供述に認められた。
 検察庁要請の捜査対象には、ジョゼ・エドゥアルド・カルドーゾ元総弁護庁長官(当時は法相)や、逮捕回避のために官房長官就任を図ったルーラ前大統領、元上議が報奨付供述に応じないよう補佐官に働きかけたメルカダンテ元官房長官の名前も入っている。
 高等裁広報担当はファルコン、ナヴァーロ両氏は同件に関するコメントはしないと答えた。
 ジウマ大統領への捜査要請が出た時、カルドーゾAGU長官(当時)は「浅はかで虚偽にまみれたもの」との書面で捜査要請を批判。ルーラ、メルカダンテ両氏も容疑を否定している。

こちらの記事もどうぞ

Back to top button