サンパウロ州移民博物館と文化局共催の『第21回移民祭』が来月5日と11、12の両日、サンパウロ市モッカ区の同博物館(Rua Visconde de Parnaiba, 1316, Mooca)で開催される。
日系をはじめブラジルへ移民してきた40カ国以上のコミュニティーが参加する大型イベントで、昨年は2万人以上の来場者で賑わった。
移民博物館と言えば、サントス港から登録手続きや荷物検疫のために移民たちが一時滞在した縁の地。そこで41カ国の各国料理、31カ国の工芸品が販売され、45の団体が民族舞踊や音楽などを披露する。
「世界の調味料」と題したスペースでは、モザンビークのバジアやインドのサモサなど、民族料理の調理方法を実演紹介するほか、各国の歴史を学べる体験スペースもある。
開場は午前10時から午後5時まで。入場料6レアル。
問い合わせは同博物館(11・2692・1866)まで。
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