著名な日本人ジャズピアニストの小曽根真さんが、来月1日午後9時からサンパウロ市のサーラ・サンパウロ(Praca Julio Prestes, 16 – Campos Eliseos)で、ブラジル初めてとなるピアノコンサートを行なう。小児青少年ガン協会(TUCCA)による『治療のための音楽―国際コンサート―』に招聘された。
小曽根さんは父親の影響でクラシックピアノを習い、15歳でプロデビュー。1983年に米CBSと専属契約を結び、同国で日本人初のジャズピアニストとして活躍した。近年は分野を超え、オーケストラとの共演も行なっている。
本公演ではショパンなどのクラシックほか、コントラバス、ドラムとコラボしたグループ「ザ・トリオ」として、ブラジル現代音楽も披露されるという。
なお収益は同協会の運営資金として、小児・青少年ガン治療に充てられる。入場券120レアルから。
問い合わせは同協会(11・2344・1051)まで。
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