サンパウロ市西部ブタンタンのサンパウロ総合大学(USP)構内の病院では、先週から医師たちのストが続いている。同院はここ数年、医師や看護師の解雇や病室の閉鎖などが続き、診察、入院などの数も減っている。今回の医師たちのストは給料調整を求めるためではなく、新しい医師などの充填を要請するためのものだ。医師などの不足は、同院を利用する急患や外来診察、入院者数が、13年からの2年間で2~3割減少したというデータにも表れている。同院では、医師のスト中も重症患者への対応は続けている。同院はブタンタン地区の住民60万人が利用できる公共医療施設でもあり、早い解決を願いたいところだ。
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サンパウロ州では1日夜から2日朝にかけて強い雨が降り、カンタレイラ水系は1日で27ミリの降水を記録。2日午前9時現在の累積降水量は、月間平均の58・1ミリの半分以上となる29・8ミリとなっている。水位の方も、未開の水域の29%込みならば、全体の貯水量のちょうど3分の2にあたる66・6%まで回復している。予報では週明けまでは雨が降りやすいというので、平均降水量は早いうちに超えそうか。
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サッカーのコパ・アメリカの100周年記念大会は今日から開幕し、セレソンは明4日にエクアドル代表と試合を行う。直前になって、カカーの欠場が決まり、その代役としてサンパウロのガンソが召集された。かつてはネイマールと共に「未来のエース」と称されながら伸び悩み、これが4年ぶりのセレソン入り。満を持しての登場に期待は高まる?