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モジ・バス事故=6つのカーブに制御利かず=生存者が事故の状況語る
【既報関連】8日午後11時にサンパウロ州のモジ―ベルチオーガ道で発生し、運転手を含む18人が犠牲となった大学生の帰宅バスの事故に関し、生存者たちが事故当時について語った。10日付G1サイトが報じている。
28人の生存者の一人バンデルソン・ダ・シウヴァさん(24)は頭に大きな絆創膏を貼ったまま、TVグローボ局の取材に答えた。それによると、学生達は夜の授業を終えてサンセバスチャン市に帰宅する途中だったが、その道中、運転手が頻繁にクラクションを鳴らすのに気がついたという。シウヴァさんは「窓の外を見ると、反対車線に飛び出そうな勢いだった」と振り返っている。
シウヴァさんは、3度目のカーブでも同じ状況が続き「明らかに何かがおかしいと感じた」と言うが、制御できないまま6度目のカーブにさしかかった時、バスは岩肌にぶつかり、横転した。
バスを運営するウニオン・ド・リトラル社は、事故車両は定期点検も受けており、乗客数も問題はなかったとしている。
ただ、このモジ―ベルチオガ道はかねてから運転手にとっては危険な道として知られており、2014年から15年にかけては15人が交通事故死している。とりわけ危険なのは、事故の起きた84キロ地点を含む83~89キロ地点で、2006年以降、4台のバスが事故を起こしている。