ノロエステ日本語普及会(中場マサ子会長)がアラサツーバ校において先月14日、JICA日系次世代育成研修の選考会を開催した。3人の日語学校生徒が日本語の作文試験と面接を受けた。
中南米の日系社会の将来を担う若者を日本へ招聘する事業で、日本との架け橋となる人材の育成を目的とするもの。選考された代表者は、サンパウロ市のブラジル日本語センターで再度選考され、合格すれば来年に訪日し、一カ月の研修を受ける。
参加したのは弓場農場日本語学校の熊本昴さん(14)、第一アリアンサ日本語学校の竹原利枝さん(15)、リンス日本語学校の下村カイオさん(16)。「未来の私」というテーマで作文、および面接が行われた。全員が昨年の選考会に参加しており、一年間積み上げてきた学習の成果を披露した。
審査の結果、熊本さんが代表に選ばれ、サンパウロ市での本選考会に臨むこととなった。中場会長は「本選考では思う存分実力を発揮してほしい」と期待を語った。
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