連邦警察と、連邦道路警察は17日、サンパウロ市とリオ市を結ぶヅットラ街道の、リオ州セロペヂカ市内で6・5トンの大麻を押収したと19日付伯字サイトが報じた。
薬物は圧縮され、トラックで運搬されており、運転手の35歳の男が現行犯逮捕された。
連邦警察と、連邦道路警察は共同で作戦に当たり、トラックが正規のルートを外れた事が確認された後に近づき、取調べを行った。
貨物の証明書類提示を求めた際に運転手が緊張した様子だったのを見て不審に思った警察が、探知犬を使って貨物を調べたところ、冷凍鶏肉の下に薬物が発見された。
連邦警察によると、これは今年リオ州で発生した最大規模の薬物押収事件だった。
逮捕された運転手はセロペジカ市の連邦警察薬物監査局に送られ、異なる州の間の麻薬運搬容疑に問われた。刑罰は最大懲役15年に達する。
連警と道路警察は、リオ―サントス高速道路のパラチー市内でも、複数の違法薬物計300キロを所持していた男を現行犯逮捕した。容疑者は連邦警察の車両を装った車に乗り、偽の制服と偽の身分証を持って輸送していた。
リオ―サントス道での事件の捜査は、リオ州アングラ・ドス・レイス市の連邦警察署が扱う。