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12年ぶりの寒い6月=サンパウロ市北部で14・3度

 暦の上で冬になって2日目の21日、サンパウロ市では最高気温が14・3度までしか上がらず、12年ぶりの寒い冬6月となった。
 同市北部サンターナの観測所で記録された最高気温は、午後3時現在で14・3度。最高気温としては、2004年6月13日に記録された13・8度に次いで低い記録となった。
 この気温は、6月としてだけでなく、16年でも最低の最高気温となった。それまでの今年最低の最高気温は、秋の最終日で、午後7時34分から冬が始まった20日の16度だった。
 この冬は寒冷前線通過に伴う雨が平年よりやや多くなると見られているが、気温は平年並みと予想されている。ただし、サンパウロ州の中部から南部、南東部にかけての気温は、近年より低目となるようだ。
 サンパウロ市の平均降水量は、6月が54・4ミリ、7月が44・4ミリ、8月が37・4ミリ、9月が75・7ミリとなっている。今年の冬は9月22日の午前11時21分までだ。
 同市の平均気温は、6月が12・4~22・2度、7月が11・7~22・1度、8月が12・6~23・9度、9月が13・9~24・5度となっている。(21日付G1サイトより)